長期修繕計画書の作成手順について

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パブコメの返信より、皆さんが疑問に感じている共通の内容がありましたので、これだけはお答えしたいと思います。

★「大規模修繕計画書」を作ってもらった場合、その業者に大規模修繕をお願いしなければならないの?

→これは全く別とお考え下さい。

「大規模修繕計画書」の作成は、将来の大規模修繕のための修繕積立金を妥当な額に変更するために、

今のGSIの建物の劣化状況や大規模修繕工事に詳しい専門家に依頼します。

現時点で有力な委託先はGSIを知っている「東急コミュニティ」と「さくら事務所」です。

 

それに対し、将来結成される大規模修繕委員会では、委員の負荷を考え、「責任施工方式」か「設計監理方式」を

決めてコンサルタントや施工会社の選考を行います。その時の判断で、必ずしも上記業者に委託する必要はありません。

 

そして、どのような方法が選択されても、修繕費が上回り赤字とならないように、余裕のある修繕積立金にしておく必要があります。

 

もし、積み立てたお金が過剰ならば、その分、新設備に余剰金を回したり、総会決議で積立金を安く見直すことも可能です。

修繕積立金不足から、高額な一時金が必要となる状況を避けることが重要です。

 

新たに「長期修繕計画書の作成手順」と資料として追加しますので、ご覧になって下さい。

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